(ロシアンブルー/メス/10ヶ月/名前・ティアラ)
生まれてまだ3ヶ月ですが本日。ショックなことに肩甲骨と肩甲骨の間の皮膚の下側に良く動く1センチぐらいの球のようなやわらかい感じのしこりをみつけてしまいました。
まだ3ヶ月でも悪性腫瘍にかかるのでしょうか? また今後どうしたらよいでしょうか?
病院のかかり方や検査方法についておしえていただけたらとおもいます。(しろねこさんより)
しろねこさん、再びこんにちは。
ティアラちゃんの肩甲骨と肩甲骨の間に1センチくらいの軟らかいしこりを発見したとのことですね。
マス(いわゆるしこり)にも、色々な原因があります。
そのマスが何であるかは、ニードルバイオプシー(第32回動物病院だよりをご参照ください)という方法で調べることが一般的です。ニードルバイオプシーにより、おおよそではありますが、腫瘍なのか、炎症による腫れなのか、化膿(膿瘍)なのか、血や水の溜まったもの(血腫や嚢腫)なのか判別できます。
しろねこさんのおっしゃるように、生後3ヶ月で悪性腫瘍が発生することは極めて稀と言えます。
また、肩甲骨と肩甲骨の間は、獣医師によってはワクチン等の注射をする部位であることがあります。注射した跡に稀にしこりが生ずることがあるので、かかりつけの先生に診察していただいて、ワクチン等の注射との関係を聞いてみると良いかもしれません。
最終的に、そのしこりが何なのか(心配するべきものなのか、あるいは心配はいらないものなのか)をはっきりさせるためには、ニードルバイオプシーが必要になるかもしれません。 (2005.8.26)