（イヌ／オス／14歳／名前・ペペ）
こんにちわ。お久しぶりです。
ぺぺもスッカリ元気になりまたいつもの楽しい毎日を過ごしています。
さて、老犬になると人間と一緒でアチラコチラ悪くなってくると思います。
ぺぺの場合、１回目倒れた時、目がグルグル回ってヨダレを出し（吐いた）立てない状態でした。
病院では「小脳疾患」と診断されました。
２回目は１回目とほぼ同じ状態でしたが、目が回っていない事から、胃・腸の疾患（お腹にガスが溜まり神経を圧迫している）と診断されました。
立てない状態（立ってもバタっとすぐ倒れる）というのは、他にどのようなものがあるのでしょうか？
他にも色々な病気があると思いますが、ぺぺは幸い（？）それくらいしか病気になった事がありません。ですから少し気になります。あと、どのような事に注意したらよいのでしょうか。
老犬なので、少しでも早く処置をしてやれたらなぁと思っています。
あいまいな質問ですみませんがご回答宜しくお願いします。（ケイさんより）
ケイさんこんにちは。
ペペちゃんもすっかり元気になったとのこと。だいぶ重体だったようなので心配していましたが、本当に良かったですね。
ご質問の、『立てない状態（立ってもすぐにバタッと倒れる）』になる病気ですが、たくさんあり過ぎて、お答えするのはかなり困難です。
例えば、脳の病気、呼吸器の病気、心臓や血管の病気、胃腸の病気、肝臓など内臓の病気…etc。
飼い主さんとして、色々な病気に関する知識を持っておくことはとても大切なことで、時に病気をより早く発見してあげることに繋がると思います。私がこのサイトで色々とお話しをさせていただいているのも、そうした想いが大きな理由となっております。
しかし、一般の方が、獣医師と同じレベルの動物の病気に関する知識を持つということは、とても難しいことだと思います。
ペペちゃんは、あまり病気になったことがないようなので、動物病院に行くとしたら、予防注射やフィラリア予防くらいだったのでしょうか？
私からのアドバイスとして（ケイさんのできる範囲で）、「老犬の健康管理について」注意すべきポイントを以下に並べてみます。
1）日頃から良く観察し、いつもと違う点が観察された時には、早めに動物病院の先生に相談してあげてください。
2）健康に見えても、半年〜1年に1回は、動物病院で血液検査等の健康診断をしてもらうと、更にベターだと思います。
3）お宅での管理は、特に温度等の環境の急激な変化に注意してあげてください。幼い動物と老いた動物は、温度等の環境の変化に対して、順応する能力が低くなってきています。
今回は、ケイさんのご質問に対して、期待しているようなお答えができなかったかもしれませんが、今回お話しいたしました注意すべきポイントが少しでも参考になればと思います。（2005.6.30）