(イヌ/オス/7歳/名前・ボブ)
アジソン病と痙攣の治療中です。痙攣のコントロールがつかず、痙攣を起こす毎に足の力が弱くなり、今に歩けなくなるのではと心配です。
ボブが寝たきりになっても仕事を続けなければなりません。どのように介護をしていったら良いのか、アドバイスをお願いいたします。(しゃもんさんより)
しゃもんさん、こんにちは。以前にご相談頂きましたね。
その時にもお話し致しましたが、ボブちゃんが痩せてきたことに関して、アジソン病またはてんかん以外の問題はなかったのでしょうか? おそらく、その後色々と調べてもらったことと思いますので、今回は一応、他の問題はなかったこととしてお話しを進めます。
以前のお話しでは、MRIでも異常が認められず、てんかんのお薬を3種類投薬しているとのことでしたね。それにも関わらず、痙攣のコントロールができないとすると、かなりやっかいなてんかんだと思います。しかも痩せてきて、足の力も弱くなってきたとのことですので(原因ははっきりしませんが)、場合によっては寝たきりになってしまうことも考えておかなくてはいけません。排便や排尿の問題、あるいは床ずれの問題、持病の投薬の問題等、様々な問題が考えられます。
介護の具体的なアドバイスは、ケース・ケースによっても違うと思われますので、難しいと言わざるを得ませんが、今言った様々な問題を1つ1つクリアしていかないといけないと思います。
また、一般的なてんかんの痙攣の場合は、基本的にはその痙攣で命を落としてしまうことはまずありませんが、痙攣状態が長く続くようなケース(痙攣の重積状態と言います)では、一刻を争う緊急状態と言えます。この重積状態に関しては、かかりつけの先生に詳しく説明して頂き、もし重積状態になってしまった時の緊急対応についても、一度、良く相談しておく必要があると思います。
しゃもんさんのご質問に十分答えられたか不安ですが、参考にしてみて下さい。
そして、まだ困る事があれば、またご相談下さい。(2005.1.18)