(ネコ/オス/3歳/名前・とと)
7月頃から食欲がなくなり、水をよく飲むようになったので病院に連れていったところ、腎臓が悪いと言われました。
3日ほど入院し、今現在まで週に2回ほど通院して点滴注射を打っています。
毎回病院にいく度に体重が少しずつ減り、5キロ近くあった体重が2.9キロになってしまいました。ここ2日はほとんどエサを食べず、寝てばかりいます。
病院の先生に相談したところ、点滴注射の感覚をできるだけあけないようにするしかないと言われました。
腎臓病を治す方法としては、他に治療方法はないのでしょうか?(さやまめさんより)
さやまめさん、こんにちは。
ととちゃんの腎臓が悪いと7月頃に診断され、体重も激減してしまったとのことですね。
3才とまだ若いのに、だいぶ腎臓が悪そうです。
腎臓が悪くなる原因は様々ですが、経過や体重の程度からすると原因はともあれかなりやっかいな感じがします。
動物の場合、人のように腎臓移植等は全く普及しておらず、人工透析も費用や動物に与えるストレス等考えると、これもまた現実的ではないと思います。
また、人工透析を行なっている施設もかなり少なく、どのタイプの腎臓病に人工透析を適応すべきかの指標も統一されていないのが現状だと思います。
やはり、現在行っている点滴でなるべく間隔をあけずに行なうという方法がオーソドックスではありますが、治療の基本となると思います。
それらについては、先日の桑野さんの問い合わせに対する私の回答を参考にしてみて下さい。(2004.11.10)