(ネコ/メス/18歳/名前・ぺけ)
はじめてご相談させていただきます。
うちで飼っているペケは今年18歳にもなるだいぶ高齢の猫なのですが、巨大結腸症と診断され、週に2回程病院に通い指で便を出してもらっているのですが、病院から帰る度にぐったりしてしまい、食欲もなく最近すごく痩せてきています。
便を下へ押し出してあげる薬も頂いたのですが、効かないみたいで高齢なので手術もできないと言われ、今行っている方法しかないと言われています。
このままこの治療を続けていって大丈夫なのでしょうか? 何かもっと楽に治療してあげる方法は他にはないのでしょうか。(みかさんより)
みかさんこんにちは。
ペケちゃん自力で排便できないで大変ですね。
巨大結腸症とは、肛門に近い部分の腸である大腸のうち、結腸という部分の腸が何らかの原因で(原因は色々と言われていますが、はっきりしていない部分もあります)伸びてしまう病気です。
そこに便がどんどん貯まってしまい、大きく硬くなり、骨盤を通ることができなくなってしまうやっかいな病気です。
本来、毎日食べ、毎日便がでるのが普通なのですが、便がでないということは、大変なことです。
若ければ手術をすることにより(手術の方法はいくつかありますが)、自力で排便ができるようにすることも可能ですが、18才という高齢なので、手術は危険が伴うとかかりつけの先生が判断されたとの事。妥当な判断かもしれません。
手術をしない(あるいはできない)とすると、現在行なっている方法以外にあまり良い方法は残念ながら私には見あたりません。
しいて言うと、便を軟らかくするお薬を飲ますことにより、便を出すのが多少楽になる可能性はあるので、一度かかりつけの先生に相談されてはいかがでしょうか? (2004.06.24)